吉田　洋生　より　　

　　　　　　　皆さん　ありがとうございました。



　こんばんは。
最近　僕の　ブログも　不規則な　アップデイトで　皆さんに　大変　御迷惑をお掛けいたしておりました。

実は
僕の　お父さん　（吉田　和光）ですが
平成２４年１０月３０日（火）２０：２１分　他界いたしました。（享年８４歳）

皆さまには　大変　御心配をお掛けいたしまして・・・
また　生花など　暖かい　お気持ちを　賜りまして　本当にありがとうございました・・・

今日は　僕の　お父さんに　対する気持ちというか　感謝の気持ちを　ここで　書き記したいっと・・・
思います。



　僕は　末っ子の長男という事で・・・
お父さん　の　子供にしては　年齢が　ちょっと　合わない位に　若いんです。
そして　末っ子の　長男という事で　本当に　可愛がってもらいました・・・

小さい頃は
お父さんと　一緒に　手をつないでいると　お孫さんですか？　っと　言われるくらいに・・・
お父さんの　子供にしては　小さかったのだと　思います。

　お父さん　は　肺がん　で　亡くなりました・・・
でも　ただ　病気に負けて　亡くなったわけではありません。
真っ向から　肺がんっという　病気と　戦い　そして　安らかに　眠るように　最後は亡くなりました。

お父さんは　旧制中学一年の頃　（現高校一年の１６歳の頃）

予科練（大日本帝国海軍飛行予科練習生）　に　志願して　滋賀県大津市で　神風特攻隊としての
教育を受けていたという　強い　気持ちを持つ　予科練上がりの男でした・・・
お父さんは　京都舞鶴港で　神風特攻隊員として　準備をしている際に　終戦を迎え　古里の犬山に
帰ってきたということですが　予科練での教育は（軍隊式のスパルタ教育で　俗に言う　ケツバットで
何発も何発も　たたかれたり・・・連帯責任で　食事を抜かれたりっと・・・　本当に厳しく　学校に戻っても　先生の指導なんか　予科練の指導とは　かけ離れて　何とも優しいものだったらしく　学校に戻っても　当時の文部省から
予科練上がりの　学生は　卒業までの期間　試験に合格すれば　学校に通わなくても　卒業させる
・・・という　特例の下　最後は　学校へも通わず　予科練にいった仲間たちと　青年団活動をとおして
過ごす日が　続いた　ということでした・・・
　信じられないことに　１６歳で　予科練からは　煙草やお酒が　配給されていたっという事でした・・・
そんな　戦争教育というか　実に厳しい　教育をうけたんですから　当然　学校の先生の指導や　教育なんか　何とも　感じませんよね・・・
そんな　厳しい　予科練教育を　体験をした　お父さんなんです。



　僕は　お父さんの壮絶ともいうべき　その生きざまを　目の当たりにし
男らしい　というか　実に　格好良い　というか　人としての　生き方　を　最後の最後まで　
僕の　いいお手本となってくれました・・・
厳しくて　本当に怖かった・・・・でも　優しいっというか・・・

　僕に　お父さん　の　ように　カッコよく　生きられるかどうかわかりませんが
僕も　最大限に　努力して　お父さんの様に　男らしく　みんなに惜しまれながら　
っていう　生き方をしてみたいっと・・・・思っています。



　病気で　お父さん　思うように　食事がとれないのに　何時も　僕が　お父さんに顔を
見せに行く度に　

「ヒロキ　飯食ったか？」っと　何時も聞いてくれた・・・・

　何時も　男と男の話だ　っと・・・言って相談にのってくれた　お父さん・・・

小学生の頃　学校で　何か　悪さをしでかして　
先生に　ひどく怒られて　
先生に「本当に　ヒロキ君は　ガキ大将で　困ってます！！」　って　学校に呼び出されて
先生に怒られても・・・

お父さん　「ガキ大将でも　なんでもいい　一番でいればいいんだ」　って・・・先生に言ってくれた・・・
本当に　何時も　何があっても　僕の味方をしてくれた　お父さん・・・

上級生と　喧嘩して　泣かされて家に　帰ってきたときに
「泣いて帰ってくるくらいなら　初めから喧嘩なんかするな！」
っと　家に入れてくれなかった　お父さん・・・

犬山の　鵜飼開き　の時に　毎年　館船に乗せてくれて　木曽川の花火大会を
船の上から見せてくれた　お父さん・・・

キャッチボールを　教えてくれた　お父さん・・・
自転車の補助輪を外して　練習させてくれた　お父さん・・・

何時も　本当に　可愛がってくれて　守ってくれて
そして色んな　事を　教えてくれて
本当に　ありがとうございました。

お父さん　に　もらった　僕の名前　「洋生」　太平洋に生まれ生きる　大きな男になれ！っという
僕の名前
名前負けしないように　これからの人生もしっかり　頑張っていきます！

最後に　なりますが　お父さん　今まで　本当に　ありがとうございました！

お父さん　も　新しい　世界　未知の世界での　活躍を　期待しています！！

そして　僕たちの事　ずっと見守っていて下さいね！！

それでは　また逢う日まで　どうか　お元気で・・・・・



お父さん　の　病床で最後に聞いていた　予科練の歌（若鷹の歌）　と　同期の桜　を　贈ります！！ 
お父さん　の　予科練の　一期上だった　鶴田浩二さんが　歌っている曲です。
　

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